販売職

小さなお客さまから
プレゼントされた似顔絵は、
私の大切な宝物。

ドコモショップ

平野 美夕

HIRANO MIYU

2016年 入社

入社前も後も感じる、
人の温かさと研修の手厚さ。

小さい頃から幼稚園や小学校の先生に憧れ、大学では教職課程も履修しました。でも、実際に教育実習に行くと、私は教えることより、困っている人の力になることに興味があるのではと思うように。また、学生時代に飲食店で接客を経験し、お客さまから「ありがとう」と言われる喜びを知ったことも大きかったですね。どんどんサービス業への関心が高まっていきました。そうした中、父親が当社の求人を見つけ、私も「先日、スマートフォンの修理でお世話になったばかりだ」と親近感がわき、説明会に行ってみることにしたのです。そこで進化し続ける通信業界の話を聞き、より志望度が高まりました。さらに面接の対応も温かく、自分らしさを自然に出すことができ、学校で学んだことも生かせると言ってくださったことが入社の決め手になりました。履歴書だけではなく、私そのものを評価してくださっている感じがしたのです。ちなみに、就職活動当初は東京や仙台などの都会で働いてみたい気持ちもありましたが、後半から「やっぱり地元で働き、地元の役に立ちたい」という思いが強くなり、地域限定職に応募することにしました。入社式の後はそのまま群馬県の温泉で1週間の新人研修がスタート。社会人としての意識やマナーを学ぶ研修は思いのほか厳しい一面もありましたが、同期たちと朝から晩まで一緒に勉強したり、練習したりしたことで絆が深まりました。合宿後は再び東京に戻り、約2カ月間、今度は業務知識の研修。入社前は覚えることが多いのではと不安に感じていましたが、実際は本当に教育が手厚くて、しっかり育ててくれる会社でした。

苦労も喜びも
たくさん詰まっていた入社1年目。

入社1年目は店頭でも学ぶことばかりでした。とくに、教育担当に付いてくださった3年目の先輩にはお世話になりました。私の接客をよく見てくださり、業務終了後には毎日、丁寧な振り返りをしてくださいました。また、私がお客さまの対応が上手くできず落ち込んでいる時などには優しく声をかけてくださるため、思わずホッとして泣いてしまうこともありました。店頭に立てば、お客さまにとって1年目かどうかは関係ありません。とにかく経験値を上げながら、尊敬する先輩たちの良いところを一生懸命に真似るようにしました。1年目の後半からは通常の窓口業務に加え、アクセサリー担当という役割も担うことに。日々の売り上げデータを見ながら、上手に販売している人とそうでない人をチェック。その違いを見つけ出し、お店全体で共有したり、POP(店頭広告)を自分で作ったり。「任せてもらったからには、結果を出したい」と頑張りました。また、この時期に忘れられないお客さまとも出会いました。小さな女の子のお子様連れのお母様で、私は手続きを進めながら、隣に座る女の子が飽きないよう気を配りました。すると後日、再びお店を訪れた際、その子が私の似顔絵を描いてプレゼントしてくれたのです。しかも、「大きくなったら、お姉さんみたいになりたい」と言ってくれて。この時は本当にうれしかったですね。似顔絵は今でも自宅の壁に大切に飾ってあります。仕事で落ち込むことがあった日は、その絵を見て元気を取り戻しています。お客さまから感謝の言葉や笑顔を直接いただくことができるのは、この仕事の大きな魅力です。

お客さまとの距離の近さを
感じられる地元の職場。

私の勤める盛岡本宮店は、若い人からご年配の方までお客さまの年代は様々ですが、ほとんどが地元の方々です。そのため、地元ネタで会話が弾んだり、自分の知らない地元の最新情報をいただいたり、お客さまとの距離の近さを感じながら働くことができています。また、ケータイの購入だけでなく、操作や設定に困っているご年配のお客さまが訪れることも多く、お客さまから「この機能を使えるようになったよ」とか「次、これやってみたいんだけど」とかおっしゃられると、なんだか先生になったみたいな気がします(笑)。困っている人の力になりたいという、やりたかったことに少しは近づけているんですかね。今後の目標はもっといろいろなスキルを身につけて、後輩に教えるだけでなく、お店全体を動かすきっかけとなるような存在になること。盛岡本宮店は、それぞれに強みを持ったメンバーが揃っていますし、チームワークも抜群です。こうした恵まれた環境を活かし、私自身がもっと成長していきたいですね。